聖書の起源はどこにあるのでしょうか?また信頼できる書物なのでしょうか?
「聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。」
【Ⅱテモテ 3章16節】
①聖書の始まりは神にあります
聖書は神の霊に導かれた人々によって記されたことから、神によって書かれたと言えます。その内容は、神の深い愛と豊かな知恵に満ち溢れており、私たちの人生の糧となる、とても有益なものです。
②書かれてからも聖書は正しく伝わっています
聖書は最初に書かれてから印刷技術が発明されるまで、翌書を愛する人々によって、正しく丁寧に書き写されてきました。 現在私たちが手にしている聖書の内容が、原本と全く同じであることは、近年の考古学の発見で証明されています。
③そして今聖書は世界中で読まれています
旧約聖書は主にヘブル語で、新約聖書は主にギリシャ語で書かれていますが、千数百の原語に訳され、世界中の人たちが読むことができるのです。このような本は聖書だけです。聖書は世界のスタンダードであり聖書を知ることは世界を知ることです。
④聖書は実話がもとになっています
聖書に書かれていることは、おとぎ話のようだと思われることもあります。しかし近年、聖書の舞台となった中東地域の様々な発掘調査が行われ、その結果、聖書の記述は歴史的な事実であることが分かっています。
「日本では、聖書を古代の神話と、同程度に扱う傾向がある。これは、聖書の調査研究の成果が知られていないからであろう。」(上智大学教授 H・クルーゼ)
「考古学では、聖書を否定するようなものは、全く発見されなかった。聖書の記述は、全て歴史的であると証明されている。」(考古学者 W・F・オルブライト)
⑤聖書は現代社会の基礎となっています
一週間が七日であること、日曜日が定められていることなどの暦の起源は聖書にあり、私たちの生活のリズムとなっています。また、人権や法律、文学や音楽、福祉や教育の発展に大きく貢献したのが聖書であり、私たちは、現在、聖書からくるたくさんの恩恵に与っています。